退職代行の失敗リスクは？失敗例＆トラブル回避策・詐欺業者まとめ

2019/8/9 退職代行サービスとは

会社に直接退職の意思を伝えることなく辞められる「退職代行」は、会社を辞めることにストレスや悩みを抱えている方にまさにぴったりのサービス。

一見メリットが非常に多く、確実に辞められるという評判も合わせて興味を持たれている方も多いことでしょう。

ですが、一方で退職代行サービスを利用することで失敗してしまった、後悔しているという声も。

  • 退職代行により失敗のリスクとは？
  • 詐欺の退職代行業者があるって本当？
  • 退職代行で失敗しないようにするには？

退職代行は失敗してしまうと会社とのトラブルがさらに深刻化してしまうので、失敗のリスクはできるだけ避けたいところ。

ですが、これらの失敗は依頼人が気をつけることで避けることもできます！
今回は、これらの疑問にお答えするかたちで退職代行の失敗リスクから、その回避策まで解説いたします。

後から後悔しないように、退職代行を利用する際は細心の注意を払いましょう！

退職代行で失敗するリスクや事例

では、退職代行を利用することには実際どのような失敗リスクがあるのでしょうか。
退職が失敗してしまう可能性があるパターンと、その原因についてご紹介していきます。

また、これらの失敗に直面しないためにはどのようにすれば良いのかも合わせてご覧ください。

懲戒解雇扱いになる可能性がある

通常会社のお金を横領したり、会社の印象や風紀を著しく損ねるような行為をした場合に下されることが多い懲戒解雇。

ですが、中には退職代行を利用して会社を辞めようとすると、懲戒解雇扱いしようとする会社も存在します。

「前職を懲戒解雇されている」となると、「この人には何か問題があるのではないか」と転職活動に不利になる恐れもあるので、転職のことを考える上でも懲戒解雇は避けるべきです。

ただ、退職代行を利用したことで懲戒解雇にするのが不当であることは、弁護士はもちろん雇用問題に詳しい人であれば誰でも知っていることです。

安全性の高い退職業者では、「懲戒解雇にするぞ」と脅してきたケースであっても、それが不当であることを指摘し、懲戒解雇になることを回避することができます。

退職の手続きの書類を送ってもらえない

退職したことを証明する「離職票」や、確定申告や転職の際に提出を求められる「源泉徴収票」。

これらは退職した際に必要となる非常に重要な書類で、通常会社は退職者に発行・郵送する義務があります。
しかし中には嫌がらせで、この重要書類を会社が郵送しないケースも。
そうなると、転職の際はもちろん、確定申告をする際にも非常に困りますので、必ず郵送してもらうことが必要です。

安全性の高い退職代行業者では、退職後に万が一それらの書類が郵送されなかった場合、アフターサービスとして再度仲介して郵送を求めることができます。
（※別途料金が発生する可能性あり）

嫌がらせをされる可能性がある方は、アフターサービスが充実している業者を選ぶこともおすすめです。

退職代行にお金を支払ったのに連絡が取れなくなる

悪質な場合、詐欺の退職代行業者に引っかかってしまうケースもあります。
無料相談の段階では真摯に退職相談に乗っているように見せかけ、お金を入金した途端音信不通。

ただただお金を支払い損になってしまったというだけのケースも存在するので、よくわからない格安退職代行業者を選ぶのではなく、実績のある有名退職代行業者を選びましょう。

退職ができない

会社によっては正しい手順で退職代行を実行してもらったとしても、会社側の顧問弁護士が登場して民事裁判に発展する、というケースもあります。

この場合、弁護士の在籍しない退職代行業者では、裁判などの訴訟トラブルに対応することはできません。

中には裁判に発展する以前に、業者が会社の弁護士に言いくるめられてしまい、退職が失敗したという事例も。
結局退職できず、その会社で働き続けるというケースもあるので、厳しい会社の場合は弁護士のいる退職代行サービスを選ぶことが大切です。

以上のようなケースは、多くが悪質で対応が雑な退職代行業者を利用してしまったことが原因にあります。

信頼のおける退職代行業者を選ぶことで、そのような失敗のリスクは徹底的に減らすことができます。
代行業者の中には弁護士が無料で対応してくれるところも多いので、万が一のトラブルを避けるためにも失敗リスクの少ない業者を選びましょう。

退職代行で実際にあった失敗談

ご紹介したような失敗例は、可能性の問題ではなく、実際にその失敗を経験された方もいらっしゃいます。

このように、離職票などが送付されなかったというケースは特に失敗談の中でも多いです。
ただ、離職票の再発行などは、ハローワークなどの所定の機関に相談することで対応してもらえるようです。

やむを得ない場合はこのような手段を取るのもひとつの方法です。

また、以上のように会社の顧問弁護士が登場したことによって、退職代行サービスを依頼したにも関わらず失敗してしまったというケースも。

特に大きな会社では、その経営実態や労働環境はさておき敏腕弁護士を雇い、退職代行を拒否しているというケースもあるようです。

これらの失敗は、概ね業者選びを間違っている、もしくは会社が明らかに労基法を逸脱した経営をしているということが原因です。

依頼人が間違っている、というケースはほとんどありませんので、失敗した場合、自分を責めすぎないことも非常に大切です。

退職代行でトラブルを回避するために

このような失敗トラブルに巻き込まれないようにするためにまず気をつけるべきことは、業者選びです。

ブラック企業に勤めてしまった、労基法を逸脱した業務を強いられたという事実は今更変えることができません。

安心して利用することができる退職代行業者を選ぶためには、以下の要素に気をつけてみてください。

  • 代行料金が相場とかけ離れていないか
  • 弁護士が運営している、もしくは顧問弁護士が在籍しているかどうか
  • 知名度のある退職代行業者であるかどうか
  • 運営会社情報がしっかりと掲載されているかどうか
  • 実績の多い退職代行業者であるかどうか

特に実績の多い、口コミでの評判が良い退職代行業者は安心して依頼を任せられるケースが非常に多いです。

このチェック項目に当てはまるような退職代行業者を選べば、非常に質の高いサービスを受けられる可能性が高いですが、一方で質の低い、詐欺の疑いがある業者の特徴はどうなのでしょうか。

退職代行の詐欺業者の特徴

退職代行の詐欺業者、またはサービスの質が悪い可能性のある業者の特徴を見てみましょう。

  • 弁護士が在籍していないのにも関わらず退職に関する交渉可能と記載されている
  • 相談回数に制限が設けられている・退職手続きに関する記載がない
  • 基本料金が異様に安い一方、オプション料金に関する記載がない
  • 運営会社に関する情報が少ない、もしくは一切記載がない

特に弁護士が在籍していることについて一切触れられていないのに、「有給や未払いの給与の交渉ができます」と記載されているところは怪しい可能性大。

弁護士以外がこれらの交渉をやってしまうと、非弁、つまり違法行為にあたるので、トラブルに巻き込まれてしまう可能性が非常に高いです。

じゃあ失敗しない退職代行業者はどこ？

では、退職代行業者を利用する上で失敗しないためにはどの業者を選ぶのが良いのでしょうか。

当サイトでもおすすめする、退職成功率が非常に高い、質の高いサービスを提供されている退職代行業者について紹介いたします。業者選びの参考にしてみてくださいね。

EXIT

引用元：https://www.taishokudaikou.com/

退職代行「EXIT」に依頼する
『EXIT』の評判を見る
料金 正社員 50,000円／アルバイト 30,000円
オプション料金 なし
対応速度 24時間365日受付、即日対応可能

EXITは実績・知名度非常に高く、その退職成功率はほぼ100%！！

その人気の理由は対応スピードが非常に高いところにあり、24時間365日受け付けられているのでいつでも退職相談を依頼することができます。

また、退職代行については顧問弁護士の指導を受けた上で行われており、安心して利用することができます。

汐留パートナーズ法律事務所

引用元：https://taishoku-service.com/

『汐留パートナーズ法律事務所』に退職代行依頼する
『汐留パートナーズ法律事務所』の評判を見る
料金 54,000円（税込）
オプション料金 なし（ただし成功報酬あり）
対応速度 AM10:00～PM9:00（不定休）

「汐留パートナーズ法律事務所」は弁護士が運営している退職代行サービスです。

弁護士が実際に退職代行を実行してくれるので、退職手続き代行・未払いの給与の請求交渉も可能です！

LINEでも手軽に弁護士に退職相談をすることができるのも便利なところですね。

Give up

引用元：https://www.giveupdaikou.com/

『ギブアップ(GIVE UP)』に退職代行依頼する
『ギブアップ(GIVE UP)』の評判を見る
料金 30,000円（キャッシュバックあり）
オプション料金 なし
対応速度 24時間365日受付、即日対応可能

Give upは他社と比べても格安の退職代行料金で、退職成功率もほぼ100%と手軽さと安全性、どちらも重視したい方におすすめの退職代行業者です。

即日対応可能で、今すぐ会社を会社を辞めたい人にもおすすめ。
また、給付金サービス・転職サービス利用により、条件によっては退職代行料金をキャッシュバックしてもらうこともできます。

ご紹介した退職代行サービスはどれも実績が高く、弁護士が退職を代行・もしくは顧問弁護士が在籍しているので、退職代行を考えている方に非常におすすめです。

また、以上の3件は数ある代行業者の中でも非常に人気で、退職相談件数も多数。今までに数多くの退職依頼を成功させてきました。

退職を成功に導くためのノウハウを持つスタッフがしっかりと退職代行に対応してくれるので、非常に失敗率が低いということが言えます。

この他にも、当サイトでは人気の業者、安心して依頼することができる退職代行業者を比較・紹介しているので、業者選びに迷っている方は、ぜひそちらもご覧ください。

まとめ

退職代行サービスは非常に人気が高まってはいますが、退職に失敗しないためにも業者選びは非常に重要です。

  • 退職が失敗しないよう、安心して任せられる業者を選ぶことが重要
  • トラブルに発展しそうなケースは弁護士に代行依頼するのもおすすめ
  • 金銭目的の詐欺業者も存在するので要注意

退職代行はその利用者数が年々伸びてはいるものの、退職代行を利用したい人を騙す詐欺業者や、質の悪いサービスを提供する代行業者が存在することも事実です。

退職に失敗してから残るのは後悔だけ！！
より退職の問題が深刻化してしまう恐れもあるので、退職代行を選ぶ際は、実績が高く、失敗の確率が低い業者を選びましょう。